以前、セミナーで聞いた話です。
リンカーンといえば、トイレもない貧しい農家に生まれ、アメリカの
大統領になったことで有名ですが、リンカーンは、22歳の時社会
に出て、まず事業で失敗しています。
そして、その2年後の24歳の時、イリノイ州議会に立候補し、落選。
25歳の時、イリノイ州議会に立候補し、当選。
26歳の時、事業に失敗し破産。
27歳の時、ノイローゼになる。
29歳の時、イリノイ州議会議長に立候補し、落選。
31歳の時、大統領選の指名委員に立候補し、落選。
34歳の時、下院議員に立候補し、落選。
37歳の時、下院議員に立候補し、当選。
41歳の時、下院議員に立候補し、落選。
46歳の時、イリノイ州知事に立候補し、落選。
47歳の時、副大統領に立候補し、落選。
49歳の時、イリノイ州知事に立候補し、落選。
51歳の時、大統領に立候補し、当選。
このようにリンカーンの人生は、うまくいったことがきわめて
少ないことがわかります。
また、州知事に1回もなっていないのに大統領になってしまった。
こうしてみると、リンカーンは失敗をむしろ活かしていく生き方を
したわけです。
要するに、リンカーンは自分が大好きだったんだろうと。
失敗をした時に、自分をみじめだとか情ない、と自分を嫌って
ばかりいたら、もっと高いところを目指そうと挑戦する気には
なれません。
ですから、何があっても “ 自分に100点満点をつけよう! ”
ということなのです。