「いただきます」の意味

「いただきます」の意味


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以前、永 六輔さんの「学校ごっこ」というセミナーで、「いただきます」というのは、あれは語尾をいっているだけで、

本当はちゃんと長い文章があるんです。
食卓には、野菜、米、肉、魚といろいろな食べ物が出てくるでしょう。
その食べ物は全部生きていたわけです。お米も生きていた。

野菜も生きていた。
どれも命あるものでしょう。われわれにとって食糧は命でしょう。

「あなたの命を私の命にさせていただきます」 というのが本当の

文章なんです。

今までそこに生きていた食べ物を、あなたたちの命を私の命にさせて

いただきます。
これ、礼儀として正しいでしょう。これは食べ物に対する感謝の心を

表しているんです。

という、とってもとっても大事なことを教えていただきました。

永 六輔(えい・ろくすけ)

タレント、随筆家。元放送作家、作詞家でもある。。

作詞家として「上を向いて歩こう」、「見上げてごらん夜の星を」、

「こんにちは赤ちゃん」、「遠くへ行きたい」などの楽曲がある。